無題
死にたくて死ぬ人はいないと思うのです。
絶対に生きていたかったはず。
幸せな人生を送りたかったに決まっている。
理由は何であれ、死を選ぶことしか出来ない程の苦しみだったのだと思います。
私の弟も精神的な病を抱えていて、過去、死ぬ為にどこかのビルの屋上まで行ったことがあるけれど、何故か思いとどまって帰って来たと後になって聞きました。
今でも体調が悪い時は本当に苦しそうにしているので、死を選びたくなる気持ちはわかる気もするのです。
いや、やっぱり私にはわからないのだろう。
今の今、こうして生きているのだから。
ただ...
亡くなる前日まで治療に前向きで、最後の最後まで一生懸命生きようとしていた父のことを思うと、どうしても...ね....
だったら父に命を分けてくれればよかったのに!
などと思ってしまう自分がいるのです。
色々な感情が絡み合って涙がとまりません。