蝶々
ベランダで洗濯物を干そうと洗濯バサミのカゴに近づくと、なぜか中から蝶々が出てきてヒラヒラと何処かへ飛んで行った。
「ビックリした!なんでこんな所に蝶が!?」
一人でブツブツ言っていると、先程の蝶がまた戻って来て今度は手すりに止まった。
その場から動こうとしない。
何、この蝶?
まさか父では!?
バカみたいだけれど、私は本気でそう思った。
間違いない、この蝶々だ👇
洗濯物を干し終わっても 蝶はまだそこにいる。
「会いに来てくれてありがとう。もう大丈夫だから行っていいよ」
声を掛けても じっと動かない。
ふと、父が生前、車で駅まで送ってくれた時のことを思い出した。
いつも、私が駅の構内に入るまで見送ってくれていたっけ...
「わかった。じゃあ、私が先に行くね」
一旦部屋に戻り、5秒待って見に行くと、予想通り蝶はいなくなっていた。
やっぱり父だ 👀‼️
亡くなった人は、魂を蝶々やとんぼに乗せて訪れたりすることがあるとよく聞く。
夢見が悪かったせいで、今日の私は特に気分が落ち込んでいた。
あまりにも悲しんでいるので、見かねて会いに来てくれたのかな。
こっちの世界で無事にやっているよと伝えに来たのかもしれない。
「信じるか信じないかは あなた次第です」
スピリチュアルな世界...
直感で父だと感じたのだ。
私は、信じることにします🌼